算数指導29文章題の構造

演算決定その3 文章題の構造

 ここで文章題の構造を大まかに見ていく。

 文章題は大きく2つの構成で成り立っている。

 条件

 問い

 条件 ある2つの数値を示す。

  例 男の子が3人います。女の子が2人います。

 問い 2数の関係を示し、答えを求める。

  例 男の子と女の子は合わせて何人ですか。

 この問いの中に含まれる「二数の関係」をつかまなければ、計算ができない。

 条件 男の子が3人います。女の子が2人います。

 問い 合わせて何人ですか。  → 3+2=5

    ちがいは何人ですか。  → 3-2=5

    男子は女の子の何倍ですか→ 3÷2=1.5

 単に、男の子と女の子がいるだけでは問題にならない。数量的な二数の関係を明らかにすることで演算が決まる。

 つまり、4年生までの学習では、「条件」を示しているだけで、単元の学習から予想して式を立てることができていた、というわけである。

 これが5年生になると、「問い」まで読まなければ何を求めるのか分からなくなる。

 さて、この条件「男の子3人、女の子2人」からかけ算になる問題を作るとしたら、どんな問題ができるだろうか。

 小学校では1例だけパターンがある。

 男の子が3人、女の子が2人います。男女のペアを作るとしたら、何通りできますか。

 これなら、3×2=6 答え6通りである。

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