八和田 清秀

　研究授業のためにノートを用意します。全ての情報はそこに集約させまると、自分の学びも深まります。

まずは二人から　ネットワークの最小単位は、２人である。　２人の間に１本のネットワークが形成される。　これが、３人なら３本、４人なら６本、そして５人なら１０本のネットワークとなり、数が増えるほどに複雑さは増していく。　だからネットワークの構築...

　一つの研究授業で深く学べば、後の自分の教師人生がはるかに豊かになります。同じ原理でいくつもの授業を作れるからです。

　先行事例にあたることは、研究を進めるにあたり基本的なルールです。なぜが、学校現場ではそれを嫌う人が多いのですが。

　教科書の指導書は、毎時の内容よりも、単元の論理的な骨格の部分を読むとかなり勉強になります。活用しましょう。

　どの教科にも「改訂の主旨」があります。これを読むと、どんな理由でどこを改訂したかが分かり、それが今の「目玉」なのです。

　せっかくここまで来たので、ぜひ指導要領の「総則」に目を通してください。理想と現実を知るうえで、貴重な物差しになります。

　指導要領の読み方は法律と同じです。書いてあることは守らねばなりませんが、書いてないことは自由なのです。それを探りましょう。

　研究授業をすることが決まったら、指導要領を読みましょう。これが第一歩目です。この作業は、自分の実践を骨太にします。